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Botanicals

夜の香りを、四つだけ。

基酒のジュニパーに重ねる素材は、四つだけです。すべて月浦の中で摘み、それぞれに「香りのどの瞬間を受け持つか」の役割が決まっています。

夜香木の白い花bot-yakoboku.jpg

Night Jasmine

香木 — 甘い立ち香の芯

名前の由来。日没から数時間だけ強く香る白い花で、摘んだその晩に漬け込みます。グラスを近づけた最初の一瞬、ふわりと立つ甘い香りはこの花のものです。

熟す前の青柚子bot-yuzu.jpg

Green Yuzu

青柚子 — 最初のひと口の輪郭

熟す前の青い皮だけを使います。輪郭のはっきりした酸の香りが、最初のひと口を決めます。季節にまとめて仕込み、冷蔵で保存します。

山椒の若い葉bot-sansho.jpg

Sansho

山椒 — 鼻に抜ける涼しさ

実ではなく若い葉を使います。痺れではなく涼しさのために、ほんの少量。飲み込んだあと、鼻に抜ける涼しい香りを受け持ちます。

深蒸し茶の茶葉bot-ryokucha.jpg

Fukamushi

深蒸し茶 — 余韻の静かな渋み

後味の置き土産。地元の茶園の一番茶だけを使います。甘さの余韻に静かな渋みをひと筋通して、次のひと口を呼びます。